| 費用 | 160,000円(税込) ペア料金:310,000円 (税込) |
|---|---|
| 検査所要時間 | 6時間~ |
| 検査内容 | 胸腹部CT検査(内臓脂肪検査付)、脳MRI検査(VSRAD付)、無痛胃カメラ検査、無痛大腸カメラ検査、腹部エコー検査、一般血液検査(血液検査一般:Ht、Hb、RBC、WBC、血小板数、MCV・MCH・MCHC、肝・胆道系検査:AST、ALT、TP、Alb、ALP、LDH、γ-GTP、総ビリルビン、高脂血症・代謝機能検査:T-cho、HDL-cho、TG、UA、LDL-cho、non-HDL-cho、糖尿病系検査:空腹時血糖、HbA1c、腎臓系検査:BUN、Cr、eGFR、膵臓系検査:Amy、炎症性検査:CRP、電解質検査:Na、Cl、K)、尿検査(尿蛋白定性、尿潜血、尿糖定性、尿ウロビリノーゲン、尿比重、尿PH)、胸部レントゲン検査(AI搭載)、心電図検査、腹部がん検査(CEA、CA19-9、AFP、SCC、PSA(男性)or CA125(女性))、甲状腺ホルモン検査(TSH、FT3、FT4)、心臓マーカー(NT-proBNP、高感度心筋トロポニン)、ピロリ菌検査(血中ピロリ抗体)、リウマチ因子(RA) |
| おすすめオプション | 院内専用個室で下剤服用+1,500円(税込) 下剤を飲まない大腸カメラ検査+3,000円(税込) 肝胆膵ドック(腹部MRCP+腫瘍マーカー:Span-1、DUPAN-2)+30,000円(税込) |
この検査をおすすめしたい方
- 検査項目が充実した人間ドックに追加して、胸腹部CT検査、脳MRI検査、無痛胃カメラ・大腸カメラ検査を受けたい方
- 全身をしっかり検査したい方
- 人間ドックを受けるのが初めての方
- 生活習慣病の予防を目的としている方
- ご家族にがんの診断を受けた方がいる方
- がんの早期発見・早期治療をしたい方
- 痔の有無を調べたい方
- 節目の年を迎える方
- 過去に健診や検査を受ける機会がなかった方
検査について
無痛胃カメラ・無痛大腸カメラ検査

胃カメラ検査では、口から挿入する経口内視鏡と、鼻から挿入する経鼻内視鏡のいずれかをお選びいただけます。
検査当日の体調や希望をふまえて、医師が適した挿入ルートを決定いたします。
内視鏡検査中に胃の粘膜に異常が確認された場合、医師の判断で一部の組織を採取し、詳しく調べる病理検査(組織検査)を実施することがあります。このような追加検査が行われた場合には、健康保険が適用されますが、組織検査分の費用が別途かかりますので、あらかじめご了承ください。
検査を安全かつ正確に実施するため、原則として事前診察をお願いしています。
ただし、下記の条件を満たしている場合は、事前診察を省略できることがあります。対象となる方については、予約時にスタッフまでご確認ください。
事前診察が不要となる場合
- 4日以上排便がないなどの著しい便秘がみられない方
- 年齢が80歳未満の方
- 抗血栓薬(いわゆる血液をサラサラにする薬)や糖尿病治療薬を使用しておらず、または、過去の疾患歴に注意を要する内容がない方
- 検査当日に院内で下剤を服用される予定の方
- 医師が問診結果に基づき、安全に検査を実施できると判断した方
腸管洗浄剤の服用場所について

大腸カメラ検査を受ける当日は、腸内をきれいにするための腸管洗浄剤を服用していただきます。服用場所は、ご自宅または院内のいずれかをお選びいただけます。
クリニックにあります個室使用をご希望の場合は、別途1,500円の費用がかかり、検査前の準備として3〜4時間ほど院内でお過ごしいただくことになりますので、あらかじめご了承ください。一方で、ご自宅での服用を選ばれた方は、ご自身の生活スタイルに合わせて服用いただけます。
仕事や家事などをこなしながら準備できる点で利便性があります。遠方からお越しの方や、服用に対して不安のある方を除いては、基本的にはご自宅での服用をおすすめしております。
胸腹部CT・脳MRI検査について
胸腹部CT検査および脳MRI検査、腹部MRCPは、当院と提携している医療機関で行っております。
胸腹部CT検査とは
胸腹部CT検査は、肺や肝臓、すい臓などの胸部・腹部にある臓器の構造異常の有無を確認する検査です。
加えて、内臓脂肪量の測定も行えるため、メタボリックシンドロームのリスク評価や生活習慣病の予防・早期発見に有用です。短時間で広範囲を詳細に評価できるのが特徴で、症状の有無にかかわらず健康管理の一環としておすすめされる検査です。
脳MRI検査とは
脳MRI検査は、強力な磁場を用いて脳の内部構造を高精細な画像で映し出す検査です。
磁力の影響を受ける金属類が体内や身体に装着されている場合、正確な検査が困難となるため、取り外しや検査の制限が必要になることがあります。
次のようなケースに該当する方は、安全上の理由から検査をお受けいただけない場合があります。
- 体内に金属製の医療機器(ペースメーカー・ステント・手術用クリップなど)がある方
- 入れ墨やアートメイクをされている方(使用されているインクに金属成分が含まれる場合があるため)
- 検査当日に湿布薬や貼付剤を貼っている方、またはラメ入りの化粧品(アイシャドウ・マスカラなど)を使用されている方(やけどのリスクがあります)
検査前には問診と確認を行い、安全に配慮したうえで実施します。
VSRAD(解析認知症診断支援)とは
VSRAD(解析認知症診断支援)とは、脳MRI検査で得られた画像を解析し、初期のアルツハイマー型認知症の兆候を視覚的に捉えるための支援システムです。
プレミアムフル人間ドックでは必要に応じて、この解析を脳MRI検査に追加して実施します。
対象は50歳以上の方に限られており、50歳未満の方は、異常の有無と実際の認知機能が一致しない(偽陽性)可能性があるため、VSRADの実施は行っておりません。
オプションの肝胆膵ドックについて
各種人間ドックに追加できるオプションとして、膵臓・肝臓・胆のうをより詳しく調べる「肝胆膵ドック(膵臓強化型人間ドック)」をご用意しています。特に膵がんのリスク評価に重点を置いた検査内容で、早期異常の兆候を見逃さないことを目的としています。
膵がんは進行が早く、日本におけるがん死亡原因の上位を占めます。10年生存率は6.5%と低く、早期発見が重要とされています。本ドックではMRI検査により膵管拡張や膵のう胞などの構造異常を確認し、さらに腫瘍マーカー(SPan-1・DUPAN-2)を測定することで、画像検査だけでは捉えにくい異常も補足します。
こうした検査を組み合わせることで、膵がんの早期発見や経過観察に役立てることが可能です。ご不明点等ございましたら、お電話にてお気軽にお問い合わせください。
検査結果について
内視鏡検査など、その日のうちに判定できる検査項目については、当日中に医師がご説明いたします。
その他の検査項目の詳細な結果につきましては、後日お届けする結果報告書にてご確認いただけます。
検査結果のレポートは、検査日からおおよそ2週間後を目安に郵送でお送りいたします。なお、医師による結果の説明をご希望される場合は、レポートが届いた後にお電話にてご連絡いただき、ご相談ください。